開催終了

第59回北海道私立幼稚園教育研究大会
第29回全日私幼連北海道地区私立幼稚園教育研究大会併催

「人生のスタートにこそ良質な教育を」
〜保育臨床の視点を大切に、保育の質を問い続けよう〜

【大会開催のご案内】

 今年度も教育研究大会の時期になりました。第59回北海道私立幼稚園教育研究大会全体会は、今年度も第29回全日私幼連北海道地区教育研究大会と併せ、関係諸団体のご協力のもとに、札幌市で開催いたします。
 今大会は新たに平成28・29年度の教育研究課題である「人生のスタートにこそ良質な教育を」をテーマのもと、今後の保育に役立つ、実り豊かな大会になるよう準備をいたしました。
 幼児教育に直接関わっている当協会としましては、良質な研修の場を提供することが重要であるとの観点から、今年度も全体会のほかに、全道を5つのブロックに区分し、各ブロック別に教育研究大会を開催することとしておりますので、設置者の皆様には、所属するすべての教員がこの全体会を含めて、必ずいずれかのブロックの教育研究大会に参加できますよう、ご配慮をお願いいたします。

 さて、安倍政権になって教育改革が着々と進んでいるようですが、昨今の目を覆いたくなるような行動や言動をする親や児童・青少年はいまや日本中にあふれています。改革の本丸は「家庭教育の立て直し」だと思います。「人としてのあり方」を教育するのは家庭です。限られた学校の授業時間数の中で道徳も外国語も、また、コンピューターなどの情報教育、さらに自然体験やキャリア教育なども学校に課せられ、教育内容は増える一方です。家庭で当然身につけているはずの躾、行いまで今は学校で教えなくてはならない状況にあります。
 先日、人や車に石を投げる癖があって、親が注意しても止めないのでお仕置きとして山中に取り残された7歳の男児についても、躾か虐待かが問題となりました。
 著名な作家が「再会のとき、子どもに謝ることは何もない。私だったらまず子どもを抱きしめ『元気で良かった。お前のために実にたくさんの人が働いて下さった。その人たちにお礼を言いなさい』。という。そして、退院したら、家ですき焼きを食べる」と新聞紙上に書いていました。そして、石を投げるという行為は人間と物に対して重大な怪我や破壊を与える。7歳にもなってその区別ができないということが問題だとも。

 ロバート・フルガムの『人生に必要な知恵は、全て幼稚園の砂場で学んだ』。今の子どもは砂場で遊ばなくなったのでしょうか。幼稚園の責任は重大です。
 人間関係の希薄化、子どもを巻き込んだ事件、事故、犯罪の低年齢化、家庭・地域社会における教育力の低下など、今、私たちがやるべきことは、タゴールの「子どもは神が人間に絶望しておられないことを伝えるためにこの世に使わせた使者である」を思うとき、まさに皆さんの幼稚園は『選ばれた第二の家庭』とならざるを得ないのです。
 人間形成の根幹となる幼稚園の使命は重要です。とりわけ直接子どもたちと接し、日頃から《心を尽くし、力を尽くし、思いを尽くす》先生方に期待をいたします。

 終わりに全道各園から多数の先生が参加され、本大会が道内私立幼稚園や認定こども園等の先生方の実践的な保育研究の場として、研鑽を積み重ねていただけることを期待し、開催のご案内といたします。


                        第59回北海道私立幼稚園教育研究大会 大会長  川 畠 教 孝

日程・会場・参加費等

日時:平成28年8月1日(月)〜2日(火)
場所:
札幌ガーデンパレス(札幌市中央区北1条西6丁目 TEL:011-261-5311)

会議研修施設ACU(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45  TEL 011-272-3838)


対象:北海道内の私立幼稚園・認定こども園の教職員並びに関係者 等
参加費:会員2,000円・(資料代含む) 
    非会員3,000円(定員:50名、資料代含む)

第59回教育研究大会開催案内.pdfLinkIcon
参加申込書.docLinkIcon

申し込み方法:
〔会員の皆様〕
各園にお送りしている開催案内に同封されている参加申込書または上記リンクの参加申込書に必要事項を記載・入力の上、当協会事務局へFAXまたはE-mailにてお申込み下さい。併せて参加費もお振り込み下さい。
〔非会員の皆様〕
非会員の皆様については定員を設定させていただいておりますので、参加をご希望の方はお電話にてお申込み下さい。
 ※お申し込み・お問い合わせ先 TEL:011-222-2548(公社)北海道私立幼稚園協会事務局

記念講演

〔記念講演〕14:15~16:00 (札幌ガーデンパレス)
演題:「遊びの質ってなんだろう?」
講師:聖心女子大学文学部教育学科 教授  河 邉 貴 子 様

(プロフィール)
 専門は幼児教育学。東京の公立幼稚園では12年間、保育者を経験したのち、4年間、指導主事を務める。主な研究課題は保育記録の在り方や遊び援助論。学生指導、教育研究、現職の先生方との研修研究が大切な3本柱。
 社会的活動として、文部科学省の第3期中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員、幼児教育専門部会委員、幼稚園教育要領解説作成協力者、認定こども園教育専門部会委員など。
 主な著書に、『子ども理解とカウンセリングマインド』(萌文書林・共著)、『河辺家のホスピス絵日記』(東京書籍・共著)、『遊びを中心とした保育〜保育記録から読み解く援助と展開』(萌文書林)、『保育記録の機能と役割〜保育構想につながる「保育マップ型記録」の提言』(聖公会出版)、『幼児期における運動発達と運動遊びの指導』(ミネルヴァ書房・共編著)、『遊びのフォークロア』(萌文書林・共著)。

【研修俯瞰図カテゴリー】 C1(新)、D1(旧)

分科会

各分科会名をクリックすると詳細が表示されます。
各分科会の会場は参加人数を集約した後、決定し、研修会の第1日目にご案内いたします。

第1分科会「特別支援」

〔参加にあたって〕
○ 短い時間の研修なので効率的に進めたいと思います。先生方の困っている事や悩みを簡単に書いて、7月22日(金)までに下記宛にメールまたはFAXでお送り下さい。
【送り先】北私幼教育研究副委員長・わかば幼稚園園長 佐藤公文
 E-mail:e-wakaba●potato6.hokkai.net  FAX:0166-65-3890
 ※セキュリティ上、E-mailアドレスの記載の@を●(黒丸)にしています。メールを送信する際には●(黒丸)を@に変えて送信して下さい。   


1.研修Ⅰ 9:30〜12:00
テーマ:「あなたのお困り感にライブでお答え Part2」
講師:北海道教育大学旭川校  教授  萩 原  拓 先生

(プロフィール)
 1998年カンザス大学教育学部特殊教育学科博士課程修了、博士号取得。
 カンザス大学教育学部特殊教育学科自閉症・アスペルガー症候群研究プロジェクトコーディネーター及び同大学非常勤教員、北海道教育大学旭川校准教授を経て、2013年より現職。
 専門は特別支援教育(発達障害)。臨床心理士。主な著書に『自閉症スペクトラムの青少年のソーシャルスキル実践プログラム』、 『自閉症百科事典』、『発達障害がある子のための「暗黙のルール」』(いずれも監修、明石書店)など。

【分科会概要】 研修俯瞰図カテゴリー D3(新旧とも)
 2年ぶりに北海道教育大学旭川校の萩原先生に、気になる子、特別支援の事で悩んでいる事、困っている事、「どうしたらいいの?」という事を聞いてみましょう。
 また、会場に多くの先生が集まるという事は、多くの実践が集まるという事です。参加の皆さんからも多くの事例を聞きたいと思います。参考になる対策・良いアイデアが見つかるでしょう。

2.研修Ⅱ 13:30〜16:00
テーマ:「幼児期に必要な育ちを中学校の事例から学ぶ」
講師:北海道旭川高等支援学校 教諭・進路指導主事  宮 越 けんじ 先生

(プロフィール)
 北海道教育大学旭川校卒業。中学校で長く生徒指導や特別支援コーディネーターを務める。
 生徒が問題行動を起こしたときは、小学校、幼稚園まで成育歴を調べて指導する。また、地域の小学校へ足を運んで直接話をし、連携を大事にしてきた先生です。平成28年4月より現職。

【分科会概要】 研修俯瞰図カテゴリー D3(新旧とも)
 私たち幼稚園教諭は子どもたちがより良い方向に育ってほしいと常に考え、さらに幼稚園以降の成長も楽しみに、保護者とも連携しながら子どもの成長を願って日々保育を実践しています。
 今回、生徒指導を長年続けていた宮越先生から中学校生の様々な事例(生徒の問題行動などについて)をお聞きします。中学生の問題を考えることで、子どもの将来を見据えた育ちを深く考え、今、何をしなければならないか、幼児期に何が必要かを、改めて考えることができると思います。

第2分科会「0〜5歳児の発達」

〔参加される方は以下の内容についてメモを持参して下さい〕
1.子ども(たち)が成長したなと思うときはどんなときか。できれば具体的な事例も入れて書いてきて下さい。
2.関わり方が難しいな、見通しが持ちにくいな、と思うときはどんなときか、どんな子どもか(あるいは保護者のことでも)。できれば具体的な事例も入れて書いてきて下さい。


1.研修Ⅰ 9:30〜16:00
テーマ:「乳幼児の発達と教育:あらためてその基本を考えよう」
講師:北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター 准教授  川 田  学 先生

(プロフィール)
 東京都立大学大学院人文学研究科(心理学専攻)博士課程を単位取得満期退学後、香川大学教育学部幼児教育講座准教授を経て、現在、北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター准教授。専門領域は発達心理学、保育・幼児教育。

【分科会概要】 研修俯瞰図カテゴリー B1(新)、C1(旧)
 子ども達は、大人に教えてもらったこと、自分で発見したことなど様々な情報を基に発達していきますが、乳幼児の生活や環境、経験がどのように表れてくるのか、影響はどうなるのか?など、成長との関係性を具体的な事例とともに0〜3歳までの発達、4〜6歳につながる発達と教育を学びましょう。

第3分科会「遊びを深める」

〔参加にあたって〕
○ 当日は自園の子どもの遊びが充実している(遊び込んでいる)と思われる写真を2枚以上持参して下さい。子ども個人の写真でも集団の写真でも構いません。また、物語として連続した写真でも、別々の場面の写真でも構いません


1.研修Ⅰ 9:30〜16:00
テーマ:『遊びを深める〜遊びの「理解」と「援助」〜』
講師:聖心女子大学文学部教育学科 教授  河 邉 貴 子 先生

(プロフィール)記念講演参照

【分科会内容】 研修俯瞰図カテゴリー D2・E2(新)、D1・D2(旧)
 1日目の基調講演をベースに、遊びをさらに深める分科会です。遊びの質を深めるためには、遊びの意味を読み取って「理解」し、そこから適切な「援助」をする必要があります。
 午前の研修では、遊びの場面の写真を使い、グループワークを行います。午後の研修では、保育記録(ラーニングストーリー)を作成するプロセスを通して、子どもの遊びと育ちについて考えます。

第4分科会「子どもの興味や感性を深め高める保育実践」

〔参加にあたって〕
1.科学的な気付きを思われるようなエピソードがあれば持参して下さい。(資料は必要有りません)
2.動きやすい靴と服装での参加をお願いいたします。
〔用意するもの〕
○ 筆記用具、定規(20cm程度)、ハサミ、セロテープ、ペットボトル(300mlくらいのもの、蓋つき)


テーマ:「子どもの興味や感性を深め高める保育実践を学ぼう」

1.研修Ⅰ 9:30〜12:00
講師:学校法人ピアソン学園北見幼稚園 園長  小 林 牧 生 先生

(プロフィール)
 北見市生まれ。北海道大学修士課程修了後、三菱化成工業株式会社(現三菱化学)に入社。中央研究所に勤務。1991年に退社し、学校法人ピアソン学園北見幼稚園に勤務。1996年より現職。

2.研修Ⅱ 13:30〜16:00
講師:学校法人大藤学園あいの里大藤幼稚園 園長  大 坂 克 之 先生

(プロフィール)
 北海道教育大学札幌校卒業。ダルクローズ音楽院(ニューヨーク)卒業。ジュリアード音楽院、マネス音楽院、コロンビア大学等でも学び、日本人として3人目のダルクローズシステム(リトミック)の最高免許を取得。専門は作曲・指揮・音楽教育(音楽療法を含む)。
 光塩学園女子短期大学保育科教授(学科長・附属幼稚園長)、北海道教育大学旭川校・札幌校・函館校・岩見沢校、北星大学、札幌国際大学の非常勤講師を歴任。社会福祉法人札幌協働福祉会前理事長。

【分科会内容】 研修俯瞰図カテゴリー B3・D3・E2×2(新)、C3・D3・E6×2(旧)
 午前は「子どものさりげない気付きを受け止め、深化させる工夫〜保育はサイエンスのはじまり」として、北見幼稚園でのプロジェクト活動から学び、科学的な活動を体験したりします。
 午後は「子どもの感性を揺さぶる(音楽)ムーブメント」として、基本から特別支援までを大坂先生から時間いっぱい・体全体で行います。

第5分科会「保護者を支える」

1.研修Ⅰ 9:30〜16:00
テーマ:「保護者支援の課題とその解決」
講師:帯広大谷短期大学社会福祉科 准教授  上 村 裕 樹 先生

(プロフィール)
 専門は保育学(保育者養成教育)、児童家庭福祉。研究分野は社会福祉学。
 著書に「保育と社会的養護」(学文社・2014)。論文に「継続的カンファレンスで対話を重ねることによる保育者の意識の変化」、「保育者養成学生の継続的学習意識の獲得に向けた問題解決型学習の試行」他。
 日本心理学会総会にて「地域家庭教育セミナーにおけるワールドカフェの一効果」他を発表。

【分科会内容】 研修俯瞰図カテゴリー F2(新)、F1(旧)
 保育現場において保護者支援は現在、難しいものや取り組みにおいて時間を多く取られてしまうものとして、保育者にとって負担感が高いものとなっている傾向が強いのではないでしょうか。
 しかしながら、保育に対する期待は非常に高く、取り組まなくてはならない業務の一つであり、様々なニーズに対して支援する必要に迫られています。そのように取り組まなくてはならない保護者支援が保育者にとって少しでも負担感が少なく、適切な支援が行えるよう、科学的な視点から捉えていきます。実際の保育現場における事例から対応の省察を行います。

ポスター発表

一昨年度から実施し、大変好評をいただいた「ポスター発表」を本年度の教育研究大会(全体会)でも下記のとおり実施します。

日程:平成28年8月1日(月)〜2日(火)
場所:札幌ガーデンパレス2階ロビー(予定)
発表園:10園程度を予定

〔ポスター発表の参加園を募集します!〕
ポスター発表に参加してみませんか?幼稚園での取り組みを多くの全道の先生方に伝えて下さい。
1.募集園数:10園程度(会場の都合により先着順とさせていただきます)
2.発表時間:8月1日(月)12:00〜13:15・16:00〜17:00
       8月2日(火)12:00〜13:30
3.会  場:札幌ガーデンパレス2階ロビー(予定)
       1園につき テーブル(1800mm×900mm)1台 ・ パネル(1800mm×900mm)2台
※参加を希望される幼稚園は参加申込書のポスター発表申込欄に記入し、通常の参加申込同様7月22日(金)までにお申込み下さい。

平成29年度

【経営研究委員会
  ・認定こども園新制度対応委員会】
平成29年度経営・リーダー研修会(第1回・8/2)

平成28年度

【教育研究大会】
教研全体会(8/1〜2)
道央ブロック大会(8/27)
道東ブロック大会(9/24)
道北ブロック大会(10/1)
道南ブロック大会(10/8)
札幌ブロック大会(10/28〜29)
中央リカレント・冬季教員研修会(1/10)
【経営研究委員会
  ・認定こども園新制度対応委員会】
平成28年度経営・リーダー研修会(8/3)
平成28年度第2回経営・リーダー研修会(1/11)
平成28年度第3回経営・リーダー研修会(3/29)
【北海道私立幼稚園PTA連合会】
北私幼P連研修大会北見大会(9/2)

平成27年度

【教育研究大会】
教研全体会(7/30〜7/31)
道央ブロック大会(8/29)
道東ブロック大会(10/3)
道南ブロック大会(10/10)
道北ブロック大会(10/10)
札幌ブロック大会(11/6〜7)
【教育研究委員会】
中央リカレント・冬季教員研修会(1/8)
【振興委員会】
平成27年度リーダー研修会(7/29)
【経営研究委員会・振興委員会】
平成27年度経営・リーダー研修会(1/7)
【北海道私立幼稚園PTA連合会】
北私幼P連研修大会江別大会(9/3)

平成26年度

教研全体会(7/31〜8/1)
教研道央ブロック大会(8/30)
教研道北ブロック大会(9/27)
教研札幌ブロック大会(10/3〜4)
教研道東ブロック大会(10/4)
教研道南ブロック大会(10/11)
中央リカレント・冬季教員研修会(1/8)
経営・リーダー研修会(3/27)

平成25年度

教研全体会(7/31〜8/1)
教研道央ブロック大会(8/30)
教研道北ブロック大会(9/27)
教研札幌ブロック大会(10/3〜4)
教研道東ブロック大会(10/4)
教研道南ブロック大会(10/11)
中央リカレント・冬季教員研修会(1/8)
経営・リーダー研修会(3/27)